日本人の幸福度が低い一番の理由は、他人に寛容になれないからだそうだ。


古い記事だが、国連の関連団体による「「世界幸福度報告」より。
日本の幸福度は156カ国・地域中58位で、昨年より4つ順位を落として過去最低となったとのこと。
https://www.asahi.com/articles/ASM3N5HPDM3NUHBI01Q.html

日本人の幸福度は意外と低く、上位は毎年、ほぼ北欧の国々で占められていることは、このブログでも再三書いてきたとおりだ。
以下は記事からの抜粋。

“報告の基になったデータは米ギャラップ社の世論調査で、各国・地域の各3千人程度が16~18年、現在の生活の満足度を「0~10」で答えたもの。国連の関連団体「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク」がその値について(1)1人当たりの国内総生産(GDP)(2)社会的支援の充実ぶり(3)健康寿命(4)人生の選択の自由度(5)寛容さ(6)社会の腐敗の少なさ、の6項目を用いて分析を加えた。
日本は健康寿命で2位、1人当たりGDPで24位となったものの、人生の選択の自由度(64位)、寛容さ(92位)が足を引っ張ったとみられる。“


選択の自由度、寛容さが諸外国と比べ低いことについては、今さら説明するまでもないだろう。雇用の流動性も低いし、日本人は世間の目を気にする傾向があるから、なかなか思い切った選択をしづらい。
他者に対する不寛容さについては、ネット社会の広がりと相まって、年々ひどくなってきているように思える。
よくよく考えてみれば、もったいない話だ。
日本は他の項目では、かなり恵まれている。1人当たりGDP、健康寿命、社会の腐敗の少なさ、といった、個々人の力では改善しがたい課題において、常に上位に位置しているのだ。
一方で足を引っ張っている、選択の自由度、寛容さは、自分でなんとかしようと思えばできなくもない。
豊かな国に生まれたことを最大限利用して経済的独立を得る。
その上で自由な選択を享受しながら、他者に寛容に生きればいい
そう考えると、やはりアーリーリタイアは検討すべき選択肢と言えるのではないだろうか?

選択の自由度については、”"幸せの確率 あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ"”のメインテーマになっているし、寛容さと幸福については、”4週間で幸せになる方法 Twenty-eight tips to create joyful life”の中で触れている。

僕ら日本人が幸福な日々を送るための、ウィークポイントを補う自著2冊。
充実した内容と自負しており、ぜひ一度手に取ってほしいと願っている。



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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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