ひどくセコイ夢を見るのは、アーリーリタイア後の節約生活が実はストレスになっているから?


先日見た夢。
僕は団体での旅行に参加している。どうやらメンバーは、以前所属していた大病院の医師が中心のようだ。
朝、僕が目を覚ましたときには、同じ部屋のメンバーはすでに朝食会場へ向かったようで、残っていたのは僕一人。その時僕は、前の日の宴会で出た馬刺しが部屋のテーブルに残っていることに気づく。
(これ、まだ食べられるんじゃない?)
そう思った僕は、ラップにくるんで持ち帰ろうと考える。
(うしし、これは今日、家に帰った後の晩酌のいいつまみになりそうだ)
ところがラップを荷物から取り出すと、料理の皿が見当たらない。どこだっけ? と探し、見つかると、今度はラップがなくなっている。
(ああ、困った。僕も皆を追いかけて、朝食会場に行かなければならないのに・・・)
と、ここで目が覚めた。

フロイトやユングがこの夢をどのように解釈するのかはわからないが、僕自身は夢のあまりの「みみっちさ」に唖然としてしまった。もちろん妙な夢や、ちょっと人には言いにくい夢をみることも時にあるが、ここまでセコイ夢というのは記憶にない。
残り物を持ち帰りたくて右往左往するって、なんじゃ、そりゃ?
しかも馬刺し? 下手すりゃあたるって。

これはアーリーリタイア後、より倹約を心掛けるようになったのが原因なんだろうか?
家族で旅行をしたり、子供たちにいろいろな活動をさせたりと、けっこう優雅に暮らしているようにみえるかもしれないが、僕は自分自身のためにはほとんどお金を使っていない。
服もずっと買っていないし、本はほとんどは図書館で借りてすませてしまう。酒だって現役医師時代に飲んでいたものと比べれば、ずいぶんと安いものだ。
僕自身は自分の価値観にそって意図的に出費にメリハリをつけているつもりで、それなりにうまくいっていると感じていたのだが、ひょっとして心の奥底では倹約によるストレスを感じているのかもしれない。

ううむ・・・。

というわけで、ひょっとしたら潜在意識にあるのかもしれないストレスを払拭するために、九州から高級馬刺しを取り寄せて食べてみた。
たまには自分にご褒美だ。
うほ~、うまし!
どうだ、ザマアミロ! と夢でのせこい自分に悪態をつき、留飲をさげる内山であった(ナンノコッチャ)。

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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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