コロナ禍での夏休み1~日常編


3人の息子たちの夏休みが終わった。
新型コロナウイルスの爆発的感染拡大でろくに外出もできない中、家族でべったりと過ごした。
……忙しかった。

まずは長男。現在、高校3年生で来春からは音大への進学を目指しており、
「夏休みの間、インスタのストーリーで1分間の演奏映像を毎日アップしたい」
と言い出した。
バイオリン、ウッドベース、ピアノを日替わりで演奏するとこと。
「楽しそうだし、勉強にもなっていいんじゃない」
何事もやる気があるのはいいこと、と気軽に後押ししたのだが、始めてみるとこれが想像以上に大変な作業だった。
長男は絶対音感に加えてそこそこ音楽的センスがあるので、一度聴いただけですぐに耳でコピーできるし、アドリブも入れられるのだが、1つの曲を1分の構成に短縮するという経験がなく、なかなか要領が掴めない様子。
そこで僕が、
「イントロのリフを入れたいなら、その後はいきなりサビでいいんじゃない?」
「いきなり感がでるようなら、イントロの最後をBメロの最後のコードに変えるといいよ」
などとアドバイスするのだが、なかなか1分にまとまらない。
しかも毎日、演奏の終わりに皆が笑ってくれるようなオチをつけたいと言い出し、これにも父の助言を求めてくる。
結局、たった1分の演奏画像を録画するのに、毎日1-2時間かかることになった。

中学校2年生の次男と小学校6年生の三男にはオンラインで英会話をさせることにした。
ふたりとも英語は僕が教えていて、英検2級レベルの能力はあるのだが、ご多分に漏れずスピーキングが苦手。
そこでこの夏、一気にレベルアップさせてやろうと考え、毎日オンラインで外国人講師によるマンツーマンレッスンを受けさせることにした。
レッスン中、僕は息子の画面に映り込まないよう、少し離れて座って息子たちのミスを逐一チェック。
30分のレッスンの後、今度は僕が息子たちの文法的誤りを10分程度かけてレクチャーするという、なかなか密度の濃い内容になり、ふたりともスピーキングの腕前を上げることができた。
しかしつきあう父はこれまた大変。息子たちに適した教材選び、気が合いそうな担当教師の選択まで含めると、1人当たり毎日1時間近くとられることになる。ふたり合わせれば2時間。

夕方はジョギング。
ジョギングは以前からほぼ毎日しているのだが、夏休み中は長男が一緒なので、こちらも負けじとつい熱が入る。
というわけで連日1時間、約10キロのジョギングをすることになった。
これにはたまに次男も参加。三男は一度だけ自転車で(笑)参加。
親子で汗を流すのは爽快だが、これもけっこうな時間がとられる。

その他、息子たちの英検受験の指導もあった。リーディングとリスニングは自分たちでできるが、ライティングだけは助けてやらないとなかなか伸びない。
そんな中、妻は何をしているかといえば、家事に加えて両親の介護。
また3男は中学受験を控えており、受験対策の勉強をみるのは妻の担当。
加えて息子たちの塾への送り迎え。皆時間帯が異なるので、日によっては送り迎えだけで6往復するはめになる。
となれば当然僕より忙しいので、僕も多少は家事を手伝うことになる(とはいってもできるのは皿洗いくらいなのだが)。

そうそう、夜は週に2-3回、家族そろってテレビで映画を観た。ネットフリックスやアマゾンからそれぞれが順番に映画を選ぶ。
つまらない映画を選ぶと家族からひんしゅくを買うことになるので、自分の順番が来るのが楽しみな反面、それなりの緊張を強いられたりして。

コロナ禍であまり動けない中、ひたすら家族だけの濃密な夏だった。
本当に疲れた。
自分のための時間がほとんど取れない日々はイージーではなかったが、イジけることなく、このブログの維持だけは意地で続けた。
と最後はしょーもないダジャレになるあたりで、僕のヘロヘロ具合を察して頂ければと思う。

これを読んで、
「FIRE生活も大変そうだな」
あるいは、
「仕事のほうが楽。FIREなんてするもんじゃないな」
と感じる人も多いと思う。
でも僕は、こんな生活がしたくてアーリーリタイアという生き方を選んだのだ。
疲れた。でもすさまじく楽しかった。
来年からは長男が大学生として上京する予定だから、5人家族がこれだけ密な時間を過ごす夏は今回が最後かもしれない。
さみしい。でもやり残したことはない。

一生記憶に残るであろう夏が終わろうとしている。



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追記;
長男の1分動画には僕も一度だけゲスト出演。ただし恥ずかしいので「オチ」はなしにしてもらった(笑)。




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妻作・アイシングクッキー。
お料理に興味のある方はこちらの記事をご参照ください。
【我が家お薦めのお手軽料理本】 ベスト3 ~ おいしくて簡単な本を厳選しました!

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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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