つまり2年あれば大学入試レベルの英語力は身につくってこと! 我が家英語学習法その3


今日は英検準2級から2級への道のりについて。
選んだのは高校生用の英語教材DUO(デュオ)セレクト。


378の例文が紹介され、例文1つあたり4つの重要語が覚えられるという効率の良さが売りだ。
これを前回紹介した「例文で覚える中学英単語・熟語1800」で行ったのと同様に1日1頁(2例文)やっていけば、忙しくてできない日があることを計算に入れても、大体1年あればマスターすることができる。
定期的、規則的に復習するのも前回書いた通り(これは本当に重要)。
DUOセレクトは英検2級に対応するとされているが、前回書いた通り、英検3級用の教材で準2級を楽に取得できることを考えれば、準1級も十分狙える公算となる。
僕自身ある程度英語は話せるのだが、DUOレベルになると「知ってはいるけど使えこなせていない」単語、熟語がどんどん出てくる。
子供たちに教えながら自分の勉強になるので実に楽しい。
例えばこんな例文。

The company has made deliberate attempts to deceive consumers.

この辺りの単語が英検2級では必要となるらしい。
こんな例文も。

It is about time you decided what career path to take.

decideが過去形になっているのがミソ。このレベルの英語が使いこなせれば、いわゆる「ペラペラ」レベルと考えていいだろう。
さらに秀逸なのは別売りのCD(ちょっと高いのが残念だが、家族でワンセットを共有できる)。


例文ごとに丁寧に解説してくれるCD3枚に加え、最後の1枚が全例文をネイティブの話す速度で収録しただけのシンプルなものになっていて、これが実にいい。
なんと全長がたったの40分なのだ。
つまり1年かけてDUOセレクトを丁寧に暗記すれば、あとは月に1回程度、40分間CDを聞き流せばそのレベルを概ね維持できることになる。
社会人になって、
「学生時代は英語をがんばったけど、単語はほとんど忘れちゃったな」
と嘆くような、もったいない事態を容易に防ぐことができるのだ。

主要な文法は中学レベルでほぼ学び終えており、高校では大したことはでてこない。
新たに必要なのは、付加疑問文、過去完了、それに仮定法。ここまで押さえれば日常会話でも文法で困ることはまずないと考えていい。
これに関しては特におすすめの本はないが、我が家で教科書的に使っているのは下の2冊。まあ、無難だと思う。




ボキャブラリー、英文法の習得に加え、リスニング能力もレベルアップしよう。ネットフリックスの「ことばのパーティー」を卒業して「ボクたちベスト探偵団」にチャレンジしてほしい。
これはオーストラリアで制作されている、少年・少女向け番組。話すスピードは実際の会話レベルで、上述した高校レベルの英文法である付加疑問文や仮定法もバンバン出てくる。
だだし少年・少女向けだけあって、難しい単語やひねった表現は出てこない。高校卒業レベルに相当する内容と考えていいだろう。
この番組が理解できるようになったら、海外に行っても日常会話でのリスニングに困ることはないはずだ。

子ども向け番組ではつまらない。ドラマ自体をもって楽しみながら学びたいという大人向けには、「フレンズ」といった米ドラマが勧められていることがおおいが、「フレンズ」レベルの英語を理解するのはかなり難易度が高い。
そこで僕がお勧めしているのは、非英語圏のネットフリックス番組を英語の吹き替えで見るやり方。
吹き替え用につくられる英文はひねりの少ない、標準的なものが主体になるので、英語学習のテキストとしてちょうどいい難易度になるようだ。
僕自身は韓国の「イカゲーム」、スペインの「ペーパーハウス」を英語吹替で楽しみながら、リスニング能力の向上に役立てている。

スピーキングも前回紹介した「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を卒業して、「スラスラ」のほうに挑戦してほしい。


「どんどん」のほうは例文が文法ごとにまとまっているのに対し、「スラスラ」では例文がアトランダムに出てくるので、より実践的といえる。
最近の我が家の場合は子供たちに「スラスラ」をさせて、文法的に間違えた例文があればそれに相当する英文法セクションを「どんどん」で復習させるようにしている。
本当によくできた教材で、今英語を学んでいる人たちがうらやましくなるほどだ。

さて、一昨日ご報告したとおり、冬に中学受験を控えていて今後忙しくなるであろう小学校6年の三男のみ、この夏、英検2級を受験させてみたところ、結果は見事合格。しかも、ほぼ準1級レベルの高得点で合格することができた。
大体、僕の目論見通り。
上の息子たちはこの秋に遅れて受験となるが、(当然のことながら)三男より英語力は上なので、問題なく合格すると予想している。

となると次は「準1級対策を」と期待される方もいるかもしれないが、我が家の英検への取り組みはとりあえずここまで。
準1級は高校生になれば問題なく合格できるはずなので、早い時期にあえて対策をしてまで受験させるのは時間の無駄に思える。
それよりも、実際に「英語がペラペラ」の状態にするのが優先と考え、この夏休みの間、毎日オンラインで外国人講師によるマンツーマン・レッスンをうけさせた。
現段階で「ペラペラ」とまではいえないが、「ペラ」くらいは会話を交わせるようになり、親として頼もしく思っている。

ところでたまに、「なぜ子供たちが英語学習を続けられるのか?」との質問をうけるが、一番の肝は教える親が上機嫌であること。
叱られながらの学習なら続くわけがない。
以上で我が家の英語学習法シリーズは終了。
お役に立てる個所があったとしたらうれしい。


「その1」からお読みになりたい方はこちらから。
僕が子供への英語教育を重視する理由 ~ 我が家の英語学習法その1



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お料理に興味のある方はこちらの記事をご参照ください。
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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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