スティーブ・ジョブズ“もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか?”


今日はご存知、アップルの創業者のひとり、スティーブ・ジョブズ(1955年-2011年)。
まずは、これ。ジョブズ氏が毎朝、鏡に映る自分に問いかけていたという言葉。

“もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか?”

そして、「違う」という答えが何日も続くようなら、それは生き方を見直すサインだととらえていた。
「その日が人間ドッグの予定だったらどうするの?」
などというツッコミは勘弁してほしい。
もちろんそういうことは除いてOKてという前提のもとだろう。
1日1日を充実させるという意味では、とてもいい言葉だと思う。

さらに、こんな言葉も。

“将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできない。できるのは、後からつなぎ合わせることだけだ。だから、我々は今やっていることが、いずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろう、と信じるしかない”

あれこれと余計なことを考えずに、その時その時でベストを尽くせということだろう。
これも先ほどの言葉とニュアンスが似ている。
「今を生きる」ことはとても重要なことだから、基本的にはこれでいいと思うのだが、少し注意してほしいこともある。
死を目前にして、ジョブズ氏はそれまでの生き方を悔いたという説もあるのだ。

“物質的な物はなくなっても、また見つけられる。しかし、一つだけ、なくなってしまったら、再度見つけられない物がある。
人生だよ。命だよ。
手術室に入る時、その病人は、まだ読み終えてない本が1冊あったことに気付くんだ。
「健康な生活を送る本」
あなたの人生がどのようなステージにあったとしても、誰もが、いつか、人生の幕を閉じる日がやってくる。
あなたの家族のために愛情を大切にしてください。あなたのパートーナーのために。あなたの友人のために。
そして自分を丁寧に扱ってあげてください。他の人を大切にしてください。“

仕事一筋で生きてきた人が、死ぬ間際になって、なぜもっと親しい人たちとの時を大切にしなかったんだろう、と悔やむというのはよく聞く話だ。
毎日、毎日を偉大な日にしようと張り切りすぎると、そういったありふれた幸せに目がいかなくなるのかもしれない。
情報過多、娯楽方のこの時代。刺激の多いことばかりに目が行くことのないよう、ちょっとした注意を払う必要はありそうだ。




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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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